pon酢の道半ば

日本三大ドヤ街の一つである横浜の寿町に住む30半ばの派遣社員男の生活記録。人生のツケを払っています。

子供の頃に憧れたキョロちゃん缶を手に入れるためにチョコボールを買い続けて19個目で遂に銀のエンゼルが当たった。銀のエンゼルを残り4枚集めればキョロちゃん缶と交換が出来る。チョコボールを19個購入して銀のエンゼル1枚を入手したから単純に計算すると残り76個 ... もっと読む

夜になると暗闇の中に立ちんぼもしくは夜鷹と呼ばれる職業の女性達が現れる。横浜には曙町という関東最大規模の風俗街がある。夜鷹の女性達も曙町の近くで夜な夜な路上に立ち客引きをしている。一応縄張りは存在するようで曙町そのものに夜鷹は立たない。商店街を挟んだ反対 ... もっと読む

自転車の空気が減っていたので100均で空気缶を買った。この缶の中にタイヤに入れる空気が詰まっている。空気缶のノズルをタイヤの空気注入の穴に差し込めば簡単に空気が入るという大変便利な代物だ。いずれ自転車用の空気入れを買おうかと思っていたがこれだけ便利な物が ... もっと読む

軽くて丈今日初めて寿町の住人への配達依頼があった。僕の住んでいるドヤから100メートルの距離にある比較的新しいドヤだ。配達を依頼してきたお店はお酒を扱うお店「カクヤス」さんで品物は2リットルペットボトルの紅茶だった。ドヤ住人だからどうせお酒の注文だろうと ... もっと読む

大阪の西成目指して青春18切符で旅行に行く事にした。今から楽しみだ。僕の大好きな蕎麦屋さんはずっと閉まっている。僕が寿町に帰ってきて2ヶ月以上経つがその間1度も開いていない。もう諦めれば良いのにとは自分でも思うが蕎麦の味が記憶に残っているから何度も店の前 ... もっと読む

寿町の中心に建つ福祉センター前の道路脇にはいつもお花が供えられている。時折お菓子やジュースも置かれているためこの場所で子供が亡くなったのかなとは思っていた。昨日前を通ると亡くなった子供への手紙が置かれており詳細を知ることとなった。ちょうど1年前に5歳の女 ... もっと読む

数日前からチョコボールを見かける度に買うようにしていた。蓋部分に印刷されている金のエンゼル1枚か銀のエンゼル5枚を集めるとキョロちゃん缶が貰える。少年時代はキョロちゃん缶を手に入れることが夢だった。銀のエンゼルは何度か見かけたが金のエンゼルは現在に至るま ... もっと読む

ナス好きの僕は他人にナスの調理法を伝授したりナスのウンチクを話して聞かせたりとナスの伝道師と呼んでも良い存在になりつつある。ところがつい最近スーパーに行くと普段目にするナスよりも随分と丸い形のナスが置いてあった。更にはいつものナスよりも高額な値段で売られ ... もっと読む

生活に必要なお金を全て派遣仕事で得ているが今後はウーバーの配達を主軸にした生活へと移行しようと思う。これまでは暑さを理由にウーバーの稼働を延期していた。まだ日中は30度を超える日もあるがこのままグズグズしていると今度は冬の冷気を言い訳に使いそうだ。行動を ... もっと読む

まだ昼の間は暑い日もあるが曇りの日には気持ち良い風の吹く季節になった。最近はエアコンの風よりも自然の風に当たるために部屋の窓を開けている。網戸が無いため虫が入る恐れはあるが在宅時は夜間以外は常に窓を開放している。窓の正面には15メートルほどの距離を隔てて ... もっと読む

今日は住んでいるドヤの消防点検だった。新しく引っ越した部屋も点検の対象となる部屋のため室内に消防署員の立ち入りがあった。年に2回程度点検がある。同じ神奈川の川崎の方のドヤで昔火災があって数人の死者を出した。そのような事が2度と起こらないように点検を強化し ... もっと読む

最近ナスばかり食べている。夏野菜なので今が旬だ。安い所だと5本で200円から売られている。旬の時期は値段も安いのだろうか。それとも高価なのだろうか。料理をしないためその辺りの事情は分からない。ナスは好きだが1個どの程度の値段で売られているのかも知らなかっ ... もっと読む

台風が日本列島を通過した。各地に相当な被害が出ているようだ。幸いにも寿町には大きな影響は無かった。だがそうなると頭の片隅に1つの不安が思い浮かぶ。荒川河川敷に置いたままのテントは大丈夫だろうか? 携帯の電話番号を書いた紙を野宿地に残しているため何かあれば ... もっと読む

今日8月14日は1年に1度の寿町の夏祭りだ。本来は13日開催を予定していたが台風の影響で翌日の今日に延期されていた。昨日降り続いた雨のおかげで午前中は涼しかったが午後には32度まで気温が上昇し蒸し暑い1日となった。15時半に会場である寿公園に行った。かき ... もっと読む

寿町の夏祭りは8月13日の土曜日に開催となる。つまり今週の土曜だ。午後15時から山車が出て17時に歌謡ショーへと繋がり18時半から20時までの盆踊りで終了となる。僕も見に行くつもりだ。楽しみにしている。そこまで規模の大きなお祭りでは無いが1年に1度の貴重 ... もっと読む

ダモアさんは神奈川のドヤ街寿町にあるスーパーだ。僕はこのスーパーに1年以上通っている。一時寿町を離れて東京に行っていた時期があるが寿町に住んでいる間は必ず5日に1度以上は行っている。既にダモアさんのことは知り抜いていると言っても過言では無い。そんなダモア ... もっと読む

寿町に住んでいるとカレーを食べるのには困らない。歩いてすぐの場所に本格的なカレーを出すお店があるし更に少し歩けば日乃屋カレーさんやココイチさんなどのチェーン店もある。味も色々な種類があり寿町に住んでいるだけで様々なカレーを毎日食べることが出来る。夏の暑い ... もっと読む

ウーバーイーツの配達員になるためにはウーバードライバーというアプリをインストールして身分証の確認・プロフィール写真の登録・銀行口座の登録を済ませる必要がある。全てアプリ上で登録が可能だ。全ての登録が済んだ後に交通安全クイズに合格すればいつでも配達が可能に ... もっと読む

思い立ってすぐに寿町に帰ってきたから荒川の野宿地の整理を一切していない。生活に必要な物を全て持って帰れたわけでもない。今の僕は爪切りさえも持っていない。早いうちに取りに行く必要がある。可能であれば座椅子と机も自転車に積んで寿町に運びたい。仕事終わりに早速 ... もっと読む

エアコンで管理された快適な室温の部屋の中でテレビを見ながらお酒を飲む。野宿生活では出来ない贅沢だ。野宿は不便を楽しむ物だが制約が多い。野宿を日常として生きるという事は日常の中に多くの制約を持ち込むのと同じだ。野宿生活を終え寿町に戻り電気とエアコンのありが ... もっと読む

何だか嫌になった。寿町に帰る。時刻は深夜1時半だ。服と入浴道具を鞄に詰めた。飯ごうやテーブルや座椅子は野宿地に置いておく。必要ない。自転車なら寿町最寄りの石川町駅まで3時間かからない。僕は漕ぐのが遅いから3時間半くらいはかかりそうだ。日本橋駅を通過し銀座 ... もっと読む

今日という1日を朝目覚めた瞬間に戻りやり直したいと思う時がある。時間を戻して今日の失敗を帳消しにしたい。僕は自転車を持っていない。河川敷に住んでいると気持ちよさそうに風を浴びてサイクリングをしている人を頻繁に見かける。僕の横を一瞬で自転車に乗った人々は去 ... もっと読む

荒川の河川敷には土日以外は使われることのないグラウンドが多くある。非常に贅沢な土地の使い方だ。でもそのおかげで野宿者も居着く余地がある。散歩していたら梅が落ちていた。食べられるだろうか。お風呂に浮かべるやつだ。食べられるのだろうか。河川敷から少し住宅街に ... もっと読む

野宿生活を開始してから初めて銭湯に行った。四つ木という地域にある寿湯という銭湯だ。野宿地から最寄りの銭湯では無いが寿という名が付くならこちらの銭湯に行こうと思った。建物は古いが掃除が行き届いていて清潔だ。今日の湯はペパーミントだ。お値段は大人1人480円 ... もっと読む

朝は寒いのに昼間のテント内はサウナのように暑い。風のある日はテントの窓を開けていればまだ過ごしやすいが風の無い日は地獄だ。これから夏を迎える。何か対策をせねばなるまい。恐らくテント内の気温は外よりも5度くらい高い。テントの構造上熱が篭もるのは仕方ないみた ... もっと読む

野宿生活を快適にするために色々と買い物をしている。そして遂に調理器具も購入した。ダイソーで販売していた1000円の飯ごうだ。僕が行ったダイソーには1合と1・5合と3合の大きさの飯ごうが置いてあった。僕が買ったのは1・5合の汚れが付きにくいようにフッ素加工 ... もっと読む

荒川河川敷にテントを設営し荒川での生活が始まった。それなりに快適に暮らしてはいるがスーパーやコンビニまで距離のある点と夜間の暗さが不便だ。河川敷に住んでいるのだからどちらも仕方のない事だが現在の野宿地から最寄りのコンビニまでは徒歩で10分の距離がある。河 ... もっと読む

これから長期間テントで生活するには雨対策と湿気対策が必要不可欠となる。雨と湿気を舐めてかかればテントの耐久性を大きく減らす結果にもなりかねない。何度もテントを買い替えるのは非効率だ。雨対策として有効な方法はテントに直接ブルーシートを被せるかブルーシートで ... もっと読む

荒川河川敷に野宿地を発見したので早速移住の準備を進める。まずはダイソーに行き必要な物を色々と購入した。ヘビもムカデも出て欲しくない。ヘビ用とムカデ用があるが裏面を見ると使われている成分は同じだった。含有率が異なるのだろうか。より出て欲しく無いヘビ用の物を ... もっと読む

東京山谷に来て2週間になろうとしている。山谷到着後の翌日から隅田川沿いで野宿を始めた。野宿生活も間もなく2週間だ。隅田川沿いでは24時間テントを設置しておくのに適した場所が見つからず荒川河川敷に望みを託している。荒川河川敷も隅田川沿いに負けず劣らず野宿者 ... もっと読む

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