著作権が切れた小説は0円で読めるため僕は大変重宝している。読めるサイトは青空文庫が有名だが僕はアマゾンからダウンロードしてキンドルで読む。本屋で定価で販売されていたらこの先一生手に取ることは無かったであろう作家の作品を読み今まで知らなかった良作と出会えることがある。読んでいるうちにこの作家の小説はちょっと合わないなと思えば端末から消してしまえば良い。何しろ無料だ。
 その著作権が切れるまでの期間が元々は50年だったのが僕が知らない間に70年に伸びていた。1968年以降に亡くなった作家から著作権期間70年が適用されるそうで1967年に亡くなった方は50年後の2018年に著作権が切れ1968年に亡くなった作家は70年後の2039年に著作権が切れる。たった1年の違いで大きな違いだ。本来であれば今年は三島由紀夫さんの著作権が切れる予定だったが20年著作権の保護が伸びており無料で読めるようになるのは2041年だ。しばらくは無料で新しい本が入手できることはなくなった。自分にとっては結構な衝撃だ。本が売れたことにより収入が入る遺族の方のことを考えれば著作権が伸びるのは良いことだ。ただ三島由紀夫さんなどの有名な作家ならいざ知らずその他の作家の小説を未だに読んでいる人はいるのだろうか。本屋に本が並んですらいない作家も多いと思う。0円小説は明治期の作家を知る良い機会になっていた。
 ちなみに本来なら来年は志賀直哉さん。さらに翌年は川端康成さんという豪華なラインナップだった。ぐぬぬ。