仕事に行こうと思ったがいつも置いている場所に自転車の鍵が見当たらない。僕はウーバーの配達をして生計を立てている。自転車に乗れないと仕事が出来ない。自転車の鍵が見つからないのは神様が今日は休みなさいと言っているのだと思いのんびりと過ごす事にした。もし今日配達に出ていたら交通事故に遭っていた可能性もある。危ない所だった。神様に感謝だ。

そのまま夜になってようやくどえらい事態が発生している事に気が付いた。鍵が無いと困る。僕は既にスペアキーも紛失しているから鍵が出てこないと自転車に乗れない。

部屋の中を探すも鍵は出てこない。この時点で4日自転車に乗っていないからいつ無くしたかも定かでは無い。2度も鍵を無くすとなると間違いなく僕の管理方法が悪いのだろう。無くさないようにキーホルダーを付けていたがキーホルダーも丸ごと消えた。わざわざ100均でボディーガードとしてキーホルダーを購入したのにまさか一緒に駆け落ちされるとは思わなかった。

自転車を自転車屋さんまで運んで鍵の破壊と新しい鍵を付けて貰った。合計で2000円の出費だ。昨日ブログのカテゴリを独身カテゴリに変更した。独身カテゴリでは毎日のように暗い内容の記事が投稿されている。僕ぐらいは明るい記事を書いていこうと思っていたのにカテゴリ移動後最初の記事が暗い内容となってしまった。他のブログ運営の人達も普通に生きているだけで嫌な出来事が頻発している。独身カテゴリは何か呪われているのではないかと思う。神様もあんまりだ。1度は神様が休日を与えてくれたのだと感謝したばかりに憎さも増す。僕が何か悪さでもしたんだろうか。



また胃がおかしい。旅から帰る時と同じ症状だ。昨日はサバの竜田揚げを食べた。油で胃もたれを起こしているようだ。起きてからずっと吐き気がする。胃の中に油が残っている。吐息に油の匂いが混ざる。体の中に脅迫犯が居て常時脅されている気分だ。派手に動くと吐くぞ横になっていろと命令してくる。

油物を食べた翌日に毎度この苦しみがあるのならもう2度と油を使った食品は食べないという気持ちにもなる。酒に弱い人が酒を忌避するのと同じ道理だ。

部屋の中にも油の匂いが漂っている。換気をして空気を入れ替える。冷たい水でうがいをすると吐き気が収まるとネットに書いてあったからうがいをしてずっと横になっていた。お腹の中に奴の存在を感じる。堪忍して下さいと手を合わせた所で許してくれそうも無い。昼まで横になってようやく少しは楽になった。吐き気がある時は体の右側を下にして横になると良いらしい。左側を下にして寝ると消化の促進に繋がるそうだ。

妊婦さんにはつわりがある。妊婦さんもこれほどの辛さを味わって子供を産んでいるのだろうか。出産も大変だ。今後妊婦さんには今までよりも優しく接してあげようと思う。僕のお腹の中にはサバの竜田揚げの残骸があるだけだが妊婦さんのお腹には未来が宿っている。とても素晴らしい事だと思う。

まだ40になっていないのに他の人から聞く話よりも随分と早く胃が年を取っている。もしかしたらこの先マックのポテトもファミマのファミチキも食べられないようになるのかもしれない。そうなれば人生は地獄だ。



日本人は国産をとても重んじる民族である。国産を崇拝しているような人も居る。

日本の家電製品などが世界を席巻した事もあったがどうやら少しずつ過去の出来事へと変わっているようだ。東南アジアなどへ日本人が旅行に行けば「社長さん社長さん」と声を掛けてくる者があったと聞いた事があるが今は中国人にその座を奪われている。世界から見れば日本産の価値は下落していると言っても良いが日本国内では国産はまだまだ人気がある。

食物などは特に国産が良いとされる。野菜も果物も畜産物も魚類も日本産の方が外国産より優れていると見なされている。スーパーでは日本産と外国産の品が隣同士で陳列され物によっては値段が倍も違う。

自国で作られた作物よりも他国の作物の方が上質だとされている国もあるかと思う。日本では基本的に日本産が最も上等とされているのだから我が国の食物生産技術は秀でているのだろう。

僕は使える食費に限りがあるから産地など見ずに値段を見る。模範的な日本人を気取り日本を愛する心があるなら国産を買うべきだとは思うがそんな事をしていたら1日3食食べられず2食に減ってしまう。

近年日本では急速に貧しい人々が増え日本人が作り育てた食物を日本人が食べられない状況になっている。一生懸命国産の食物を製造しても消費者は外国産の安い品を購入するのだから生産者もやるせないだろう。貧乏は様々な悲しみを産む。チョコレートの原料のカカオは高級品過ぎて現地人の口に入る機会は全く無いらしい。特に疑問を抱かず毎日を生きているが世の中にはおかしい物事が沢山ある。

考えてみたら一応僕も純国産の正真正銘の日本人である。日本人は勤勉で真面目だと世界の評判となっている。本当に僕は国産なのか疑わしい。