最近と言う訳でも無いけれど食料品の値上がりが凄まじい。僕は毎日の食事を基本はマイバスケット(イオン系列のコンビニに近い大きさのスーパー)か100円ローソンで買う。安いお店で買うから10円20円の値上がりでも相当値段が上がった気分になる。既に充分世の中の物価が上がっているなと実感しているが更に値上がりしていく気配があるから恐ろしい。

出来るだけ低予算でお腹を満たせるように朝は納豆ご飯を食べ昼と夜は鍋という食事が定番になりつつある。納豆ご飯も鍋も好きだから苦痛にはならない。

最近新たな貧乏飯も開発した。100円ローソンに売られている冷凍かき揚げをご飯の上に載せてめんつゆをかけて食べる。
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即席かき揚げ丼だ。見た目はイマイチだがこれがなかなか美味しくて2日に1度は食べている。100円ローソンには海鮮と野菜の2種類のかき揚げがある。好きな方を載せても良いし両方載せても良い。カップ蕎麦に入れても美味しい。



昨日の夜は神奈川に雪の予報が出ていた。何度か外を確認したが寿町に雪は降らなかったようだ。ちょうどその時は読書に夢中になっていて頻繁には外を確認しなかった。もしかしたら目を離したほんの数分間だけ雪が降ったかもしれない。

寒波の影響で今日と明日の最低気温は氷点下まで到達する。在宅中は常にエアコンを稼働している。電気代は大家さんであるドヤ側の負担だから毎月どの程度かかっているのか知らないが結構な負担となっているのは間違いない。

冬も半分以上過ぎ後1ヶ月と少し我慢すれば少しずつ暖かくなってくる。寿町には人間以外にも野良猫とハトとネズミが生息している。野良猫とハトにとって苦しい季節ももう少しの辛抱で終わる。ネズミなんかはずっと苦しんでいて欲しいくらいだが寿町ではネズミが1番元気かも知れない。これだけ寒いのに元気にゴミ捨て場を漁っている。嫌なもんだ。よその町では冬の間はネズミなんか見ないだろうが寿町にはでっかいのが走り回っている。冬の寒さでも死なないのだから大した生命力だと思う。人間は駄目だ。簡単に凍死する。

昨日夢中で読んでいた本は原民喜さんの「夏の花」と言う本だ。広島に投下された原爆の恐ろしさを現代に伝える作品としてかなり有名だ。僕も何度か名前を聞いた事はあったが未読だった。

広島には小学生の頃に学校の引率で行った。戦争がいかに悲惨であるかを子供に教えるために編まれた広島旅行だ。広島に連れて行き原爆の悲惨さを学ばせようという貴重な場を設けて頂いているのに当時の僕は初めて訪れた広島の土地の方に関心が向いていた。原爆の苛烈さを今に伝える博物館にも行ったが覚えているのは原爆投下によって肉体が燃え尽きると影だけが残るという教科書にも載っているような内容だけだ。

「夏の花」には原爆投下直後の広島の様子が詳細に書き記してある。被っていた帽子を境にして髪の毛が焼き切れている被爆者やバス停でバスが来るのを待つ人々が直立のまま亡くなっている描写がある。これまで僕が知らなかった原爆の恐ろしさが書いてあった。

原民喜さんはこちらの文章が有名だ。

コレガ人間ナノデス
原子爆弾ニ依ル変化ヲゴラン下サイ
肉体ガ恐ロシク膨脹シ
男モ女モスベテ一ツノ型ニカヘル
オオ ソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ
爛レタ顔ノムクンダ唇カラ洩レテ来ル声ハ
「助ケテ下サイ」
ト カ細イ 静カナ言葉
コレガ コレガ人間ナノデス
人間ノ顔ナノデス

この先ウクライナにとってのロシアのような国が日本の前に現れる可能性もある。普段は疎んじられるが日本に米軍基地があるのはありがたい事だ。他国から見れば日本国内に存在する米軍兵士の存在は相当厄介だろう。戦争が起きても僕は全く役に立てそうにない。

原民喜さんは原爆投下時は広島の兄の家に疎開していた。家の造りが頑丈であったから奇跡的に命が助かったようだ。だが原爆投下の5年半後に鉄道線路の上に横たわり自殺されている。