「虹の橋」という動物好きの人達の間でとても有名な詩がある。内容を簡単に書くと亡くなったペット達は天国の手前に存在する虹の橋のたもとにまず行く事になる。そこで飼い主を待ち続け飼い主の死後に再会して一緒に虹の橋を渡り天国に向かうという内容の詩だ。有名な詩だが詩が発見されてから６０年もの間作者が分からなかった。

愛するペットを失った飼い主にとって救いとなる内容の詩であるとして作者不詳のまま詩のみが有名になった。私が作者だと名乗り出た人は数人あったが全て偽物だった。詩の名声に便乗しようとする浅ましい人が居るのは悲しいがそれだけ詩の内容が優れている証拠でもある。

真の作者はスコットランドに住む８０代の女性だったようだ。彼女が２０代初期の頃に亡くなった愛犬を想い書いた詩が虹の橋らしい。僕はこれまでにペットに愛情を注ぐような人生を送っていないが犬や猫の死というのはとても悲しい出来事として受け止める。虹の橋を読むだけでも涙腺が緩くなる。作者の詩集があれば読みたいくらいだが詩人としての活動はされていないようだ。変に技巧を張り巡らせたプロの詩人の作品で無い点が虹の橋の良い点なのだろう。



寿町には１件だけスーパーがある。ダモアと言うスーパーだ。韓国語で繁盛すると言う意味で名前の通りの人気店だ。

僕の好きな焼き鳥丼を購入した。焼き鳥丼にたっぷりマヨネーズをかけて食べるのが大好きだ。週に１度くらいは食べないと体調が悪くなる。

ところが僕の大好きな焼き鳥丼がつい最近値上がりした。現在の価格は４００円となっている。１週間前までは３８０円だった。半年前には３５０円だった。半年で２度の値上げである。４００円でも充分安いからこれからも買い続けるが世の中本当に様々な品が値上がりしてるのだなと改めて感じる。

ウクライナとロシアの戦争は開戦から１年以上経つ。このまま戦争が続くのなら更に値上がりは続くだろう。ロシアは本当に迷惑な国だ。少し前に日本がウクライナに追加支援を行うと発表した。確か２００億円だったと思う。ヤフーニュースに掲載されていたからニュースを見た人達のコメントも閲覧出来るようになっていた。日本も物価上昇で苦しんでいるのに他国に経済支援をしている余裕はあるのかと書いている人達が大勢居た。戦争が始まった当初であればウクライナへの経済支援に反対する人は居なかったろうと思うが戦争開始から１年でここまで人々の意見は変わっている。本当に今の世の中は大変な事になっている。

僕はウーバーの配達をして生活している。真っ先に打撃を受けそうな業種だ。値上げで生活が苦しくなればデリバリーを控えて自炊する人は増えるだろう。僕はウーバーをお客としても利用するが基本は毎日自炊している。ウーバーでのデリバリーはご馳走扱いである。社会の底で生きる僕のような人間は既に自炊ばかりの生活をしている。これから先は中流階級の人達の中にも生活苦の人が増えるだろう。日本の先行きは暗そうだ。本を読むかゲームをして現実逃避するのが１番良い。