寿町には現在3カ所の空き地が存在する。どこも囲いがされていて中に侵入する事は不可能だ。囲いの外にはどのような建物が建てられるか記されている看板がある。寿町という場所柄ドヤが建てられる事が多い。簡易宿泊所であったり集合住宅と書かれていたり表記はバラバラだがいずれもドヤだろう。僕の住んでいるドヤの2軒隣に建つドヤは昨年末に取り壊された。元々は3階建てのドヤだったが新しく建設されるドヤは10階建てになるようだ。寿町のドヤの宿泊可能人数は年々増えている。去年建設されたばかりのドヤもあるし今年も数軒新しくドヤが出来る予定だ。

いつまでも空き地のままであったり工事途中のまま放棄されているような建物も寿町には存在するがちゃんと循環はなされている。これから高齢者がますます増えていくであろうし年金だけでは生活出来ない人も増えるだろう。寿町はそういった人達の受け皿となれる。人工の減少で衰退する街が多い中で寿町はこれから一層の繁栄を迎えるだろうと予想している。

マスクの着用義務が緩和されたがマスクを外している人はあまり見かけない。これは寿町内も他の街でも同じだ。ドヤ内でも依然マスク着用が義務づけられている。マスク着用緩和となっても大きな変化は無い。

世間の物価高騰は寿町にも影響が出ている。寿町唯一のスーパーであるダモアさんで売られている品の大半が値上げされた。スーパーやコンビニと同じように現時点でおおよそ1割から2割程度の値上げとなっている。寿町内のスナックや喫茶店なども同様かと思われる。素材の仕入れ値も光熱費も上がっているのだから従来通りの値段での販売はどこも無理だろう。

宿泊料金を値上げしているドヤは聞かない。これはドヤ住民の大半が生活保護受給者であって生活保護費の中の住居費の金額が変わらないためだろう。生活保護受給者の人達が居て経営の成り立っているドヤが大半だから宿泊料金の値上げは難しいはずだ。

ただし他の面では多少影響がある。僕の住んでいるドヤでは外出時は部屋の電気とエアコンの電源を切るようにとの貼り紙が新たに廊下に貼り出された。更には共有トイレに置かれていた使用前に便器を拭くためのペーパーが最近は設置されていない。宿泊料金の値上げが出来ない穴埋めを他の部分でしているようだ。(すぐに便器拭きペーパーは復活しました。在庫を切らしていただけのようです)

とまぁ物価高騰の影響は大いにあるがマスク着用緩和の影響は全くと言っていいほど見られない。いつも通りの寿町だ。