異変に気付いたのは3日前だ。丸くて黄色い小さな粒が水草に付着していた。水面から見えるように付いているのではなく水草の下に隠れるようにして付いている。普段は確認しない場所だ。いつから付いていたのか定かでは無い。水草を裏返すと計4つ確認できた。水草にしっかりと貼り付いておりゆすっても取れない。メダカが出産したのでは無いかとすぐに思った。

しかし丸くて黄色い粒は餌の食べ残しのようにも見える。大きさも色もメダカ達に普段与えている餌と酷似している。食べ残しは全て網ですくって処分するのが日課だがすくい漏れがあったのかもしれない。長い間水中にあったから水草にくっついてしまい取れにくくなってもいるのだろう。もう少しで水槽の水換えを行うからその時に水草を洗えば良い。もしも卵であってもそのままの状態にしておけば残酷ではあるがメダカ達が食べてしまう。我が家の水槽では子供は生まれないはずだった。

ところが発見から3日後の今朝見ると稚魚が泳いでいた。
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生まれたのならさすがに保護してやらないと気分が悪い。放っておいたら親魚が餌と間違えて食べてしまうだろう。卵の状態ならまだ胸も痛まないがちゃんとした魚の恰好をした子供達が食べられてしまうのは嫌な気分だ。稚魚が成魚になるまでの1か月くらい親とは別の水槽で育てる事にした。(本当は卵の段階で別の水槽に分ける)

それにしても我が家に来てからまだ1ヶ月だ。うちのベランダでこの子達は一体何をしているんだ? 子育てをするのに適した環境だと判断するのが早過ぎだと思う。

新しく用意した飼育容器に稚魚を移した。1匹1匹網ですくって移動させる。小さいから網ですくったショックで死んでしまわないかと不安になる。水質が一気に変わるとストレスがかかる。元の飼育容器の水も混ぜた。水草と底石も少しお裾分けした。

合計で5匹の稚魚を発見した。最初に5匹のメダカを購入して今このように5匹増えたので今後は倍のメダカを飼育していかねばならない。水草の下に隠れていたりまだ孵化していない稚魚もいる可能性があるため水槽の中を探し回ったが新たな稚魚も卵も発見出来なかった。最初発見した卵の数は4つだったがもう1つどこかにあったのだろう。もしくは5つ以上卵はあったが親メダカ達がいくつか食べている可能性もある。現状で卵は見当たらないのでこれ以上増える見込みは無いと思う。寒い季節には出産をしないようなので落ち着いてくれるとありがたい。

生まれたばかりの稚魚は腹部に膨らみがあるそうだ。生後2日くらいはその膨らんだ部分に貯めた栄養を消化して生きるらしい。僕が確認した稚魚達には腹部の膨らみは見られなかった。と言うか体が小さすぎて膨らんでいるのか分からない。成魚のメダカ達が食べている餌1粒程度の大きさしか無いのだ。稚魚メダカの事を別名“針子”と呼ぶのも納得だ。本当に針のような細い体をしている。しかしそうすると生後2日以上が経過しているのかもしれない。すぐにでも餌を与える必要がある。

数日前にメダカ達の新たな餌を買いに行ったばかりだ。しかし愚痴を漏らしても仕方無い。稚魚用の餌を買いに行った。
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購入した稚魚用の餌にはにんにくと納豆菌が配合されている。大丈夫なのだろうか? 稚魚だぞ。とは思ったがにんにくは稚魚たちが餌を探しやすくするための匂い付けで納豆菌には餌の消化を促進する作用があるそうだ。稚魚のためにとても良く考えて作られた餌だ。

手前の白い容器に稚魚メダカが5匹居る。奥の青い容器には成魚メダカが5匹入っている。
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しかしどのメダカが親になったのだろうか。ちんぷんかんぷんである。

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