どこのスーパーからもお米が消えている。お米が不足していると1か月くらい前からずーっとニュースで言っている。未だに解消される気配が無い。それでもパックご飯はつい最近まで売っていた。僕には特に大きな問題なかった。ところが最近はパックご飯も手に入らないようになってきた。
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売り場はスッカラカンである。そろそろ新米の出回る時期らしいがいつになれば米不足が解消するのか……。

まあお米が無いのなら仕方無い。お米が手に入るまで他の食材で乗り切ろう。そこで僕が白羽の矢を立てたのがトウモロコシである。パンが無いならお菓子を食べれば良いと言ったのはマリー・アントワネットだが(本当は言ってないらしい)お米が無いのならトウモロコシを食べれば良いのだ。

トウモロコシを主食にしている国は実はかなり多い。世界3大主食と呼ばれる食品はお米・小麦・トウモロコシらしい。よその国ではお米を一切食べずに生きている人達も沢山居る。お米が手に入らなくても小麦かトウモロコシで乗り切れるはずだ。

小麦はラーメンやパスタなどの麺類にもパンにも使用されている。日本人にも馴染みの深い食品だ。お米が手に入らない現在小麦を主食にしている人も居るだろう。

ところがトウモロコシを主食にしている日本人はまず居ないように思う。中南米やアフリカ辺りでは主食のトウモロコシも日本ではあまり目立たない存在となっている。僕個人の例だとバーベキューで食べたりコーンスープを飲むくらいでしかトウモロコシを食べる機会が無い。調べてみるとメキシコ人の主食『トルティーヤ』はトウモロコシで出来ている。すり潰したトウモロコシを焼いて作る薄いパンのような食べ物がトルティーヤらしい。手元にお米が全く無いので今日はお米の代わりにトウモロコシのトルティーヤ作りに挑戦したい。

トウモロコシを買って来た。ウィキペディアによると「トウモロコシの粒をアルカリ水溶液処理(ニシュタマリゼーション)したものをすり潰して生地(マサ)を作る」そうだ。

???

クエスチョンマークが頭の中を埋め尽くしている。良く分からないのでトウモロコシを潰して平べったくして焼いてみる。
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そのまま焼いても美味しいだろうが平べったくなるまでトウモロコシを押し潰す。
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充分薄くなった。次はフライパンで焼く。トウモロコシを潰した際に出た汁は処分した方が焼きやすいだろう。

失敗。
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パン生地のようにはならなかった。圧倒的に粘りが足りない。ただの潰れたコーンの集まりである。でも味は美味しいのでまあ良いか。

どうやらトウモロコシから作るのでは無くトウモロコシを粉状にした『コーンミール』から作るのが良いらしい。
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コーンミール……。どこに売っているのだろうか?

トウモロコシは美味しい。主食として多くの人々の生活を支えている偉い食材でもある。日本でももっと存在感が増して欲しい。けれども日本人の主食はやはり米以外ありえないとも思った。数日お米を食べていないだけで体に力が入らない。お腹の中にどしんと入ってくるお米が日本人には必須なのだ。

お米が手に入らないので僕の好きな納豆ご飯も卵かけご飯も食べる事が出来ない。昨日はどうしても納豆ご飯を食べたいから牛丼屋さんまで食べに行った。不便な生活はいつまで続くのか?

後日追記。
僕が1番利用するスーパーの『まいばすけっと』でもトルティーヤが売っていた。
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これまでにも何度か目にしているはずだが「買おう」とは1度もならなかったので見落としていたようだ。
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ハムとチーズがはさまっていてとても美味しかった。

更にこのブログを書いた3日後にはパックご飯も売っていた。良かった。良かった。