障害を持つ方の支援施設での初勤務を終えた。初日の今日は先輩に付いて利用者の方と挨拶をしたり一日の仕事の流れを教えて貰った。車いすの仕組みもよく分からない自分には初めて知る内容ばかりだった。メモばっかり取っていた。
 自分が普段特に意識もせずに行っていることが一部の人には不可能なことだということは自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかと思わずにはいられない。飲食をしたり排泄をしたりマスクを外したりそういったことを他人の助けを借りないと出来ない人がいる。そういった人たちと今までは無関係だったが少し近づいた。身体にも知能にも障害のない自分の生き方を彼らが見たらどう思うのかと考えればもっとちゃんとしないといけないなとも思う。

 心配だった排泄介助も先輩に付いて見せて貰った。多分大丈夫だ。やっていける。二ヶ月先輩の人がいるがその人によれば大の排泄介助は未だにしたことがないとの事だった。常勤の人間がそれはやるのかもしれない。
 僕がこれから働く施設は利用者さんが毎日20人ほど通ってくる。スタッフは僕含めて8人くらいで支援者さんという応援の方も一日5人くらい来てくれる。もっと少ない人間で介助の仕事をしていると思っていたが意外と人が多い。
 今の時期はコロナが心配なので一日三回消毒の時間がある。ドアの取っ手や机に椅子など人が触りそうな場所なら全部消毒する。掃除の仕事や倉庫の仕事よりもかなり消毒に気を使っている。あとは時間がゆっくりしている。お茶の時間が3時からあってその準備を3時前からするのだが早めに準備が終わって3時まで5分以上余った。これまでやった事のある他の仕事なら準備が終わったんだから早めにお茶しようとなりそうだがここでは椅子に座って3時になるのをゆっくりと待つ。お手洗いの順番待ちが出来ているとき以外はスタッフも支援者さんものんびりしている。
 今は利用者さんのお名前を覚えてコミュニケーションを取っていくことが一番重要だとのことなので名前を覚えるのは苦手だが頑張っていきたい。